NY原油(25日):反発、米大統領が対イラン非難声明-第2の核施設で

ニューヨーク原油相場は小幅上昇。 オバマ米大統領がイランによる第2の核燃料施設建設は国連の安保理 決議に「違反している」と非難したことを受け、8週ぶり安値から反 発した。イランは世界第4位の産油国。

原油相場は下落する場面もあったが反転。米国と英国、フランス は、イランが過去数年にわたりひそかに「ウラン濃縮施設」を建設し ているとする「詳細な証拠」をつかんだとするオバマ大統領の発言が きっかけ。米経済が戦後最悪のリセッション(景気後退)から回復に 向かうなか、9月の米消費者マインド指数が上昇したことも原油相場 上昇に貢献した。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントルイ ス)のチーフ市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、「今回 の新事実で、イランに対する広範な制裁発動の可能性が高まる」と指 摘。一方、「国際的な協調行動がとられれば、問題が平和的に解決さ れる可能性も高まるため、市場は最初の反応ほど強気ではなさそう だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前日 比0.13ドル(0.20%)高の1バレル=66.02ドルで終了した。一時 は7月31日以来の安値、同65.05ドルを付けた。

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