ウォーシュFRB理事:かつてない「強い力」で利上げか

ウォーシュ米連邦準備制度理事 会(FRB)理事は25日、シカゴ連銀主催の国際銀行会議で、イン フレ抑制のため、「米金融当局は将来、恐らくかつてない強い力で金 融政策の正常化を開始する可能性が高い」と述べた。

バーナンキFRB議長の最高顧問の1人として金融危機に対応し たウォーシュ理事は、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーが 経済成長のプラス面とマイナス面に直面していると指摘。政策決定は 柔軟にすべきであり、極端に厳格な政策は避けるべきだとの見解を示 した。

FOMCは23日、政策金利の誘導目標をゼロから0.25%のレン ジで据え置き、政策金利は「長期にわたり異例な低水準」にとどまる との見通しを示した。

ウォーシュ理事は、「資本と労働の再配分プロセスに加え、過渡 期にある世界の貿易環境、さらに金融規制改革に対する先行き不透明 感はリスクとなる」と指摘。「民間企業慣行と公共政策の度重なる大 幅変更が経済成長やインフレ見通しに与える影響について、われわれ が正確に測ることができなければ、金融政策策定に当たり最大のリス ク要因となる」と語った。

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