欧州株(25日):ダウ600指数下落、米統計を嫌気-週ベースも下げ

欧州株式相場は下落。週間ベー スでは、ダウ欧州600指数が7月以降で最大の下げとなった。この 日発表された8月の米製造業耐久財受注額と米新築住宅販売件数がい ずれも予想を下回る内容だったことを受け、景気見通しに比べて6カ 月にわたる株価上昇が行き過ぎとの見方が広がった。

スイスの資産運用会社、ジュリアス・ベア・ホールディングは 新たな戦略が嫌気されて5.9%下落。英家電小売り大手のDSGイン ターナショナルは4.7%下げた。モルガン・スタンレーが同銘柄の投 資判断を引き下げたことが嫌気された。

一方、ノルウェー最大の銀行、DnB NORは9.9%高。同行 が株主割当を通じ140億ノルウェー・クローナを調達する計画を明 らかにしたことが買いを誘った。

ダウ欧州600指数は前日比0.4%安の238.95で終了。前週末 比では2.2%安となった。

同指数は3月9日の水準からなお51%上げている。ブルームバ ーグのデータによれば、同指数構成銘柄のバリュエーション(株価評 価)は2003年以来の高水準となった。

LGTキャピタル・マネジメント(スイスのプファフィコン)の 株式分析部門責任者、マンフレド・ホファー氏は、「相場上昇の勢い はなくなった。もうそろそろ底固めないしは調整の時期で、実際にそ うなっても健全な動きだと言える」と述べた上で、「経済データが引 き続き納得いくものでなければ、相場は上昇し過ぎたことになる」と 語った。

米経済

米商務省が25日に発表した8月の米製造業耐久財受注額は前月 比で2.4%減少した。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミ スト調査では0.4%増が見込まれていた。また、8月の新築一戸建て 住宅販売は前月比0.7%増と、エコノミストの予想中央値の1.6%増 を下回った。

25日の西欧市場では、18カ国中13カ国で主要株価指数が下落。 ダウ・ユーロ50種指数とダウ・欧州50種指数はいずれも前日比

0.2%安となった。

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