ECBのメルシュ氏:出口戦略は市場機能回復後に開始を (Update1)

欧州中央銀行(ECB)の政策 委員会メンバー、ルクセンブルク中央銀行のメルシュ総裁は25日、 短期金融市場の機能が正常化するまで、ECBは景気刺激的な緊急措 置からの脱却を始めるべきではないとの考えを示した。

同総裁はルクセンブルクで、緊急措置解除は、「銀行間市場の 機能が確実になった時点で初めて起こり得る」と述べた。その上で、 時が来れば「低水準にある金利の引き上げや、流動性を中心としたそ の他の支援措置の縮小」を検討する必要があると指摘した。

メルシュ総裁はまた、ECBの支援措置の解除が時期尚早だっ た場合にリセッション(景気後退)の二番底につながる恐れがある一 方、遅過ぎた場合も物価安定に対するリスクとなり得ると指摘した。 悪影響が生じる可能性を減らすためには「適切な出口戦略を正しい時 期に導入することが焦点」だと述べた。

同総裁はさらに、「ある程度の不確実性が引き続き存在するも のの、リセッションは底入れした兆候がある。緩やかな回復で2010 年はプラス成長になると期待できる」と付け加えた。

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