【今日のチャート】アラスカ州民への資源収益分配金、原油安で急減

米アラスカ州の州民が来月、同 州の永久基金から受け取る予定の金額は1305ドル(約11万8400 円)と、昨年の半分未満となる見通しだ。原油関連の収益の落ち込み が背景にある。

今日のチャートは、アラスカ永久基金の分配金(白色の棒グラフ) と、世界最大のエネルギー会社である米エクソンモービルの株価(緑 色の線)、原油価格(青色の線)の1980年代半ばからの相対的パフ ォーマンスの推移を示す。同基金のウェブサイトと2008年の年次リ ポートによると、09年の分配金は過去最高だった昨年の3269ドル から60%減少する見込み。昨年の分配金には「エネルギー価格の上 昇」による「一時的な資源関連収入の払い戻し」である1200ドルが 含まれていた。原油相場は08年7月に過去最高値の1バレル当たり

147.27ドルに達した。

アラスカ永久基金のマイケル・J・バーンズ最高経営責任者(C EO)は先月発表した文書で、分配金は同基金の収支バランスや投資 収益に基づいていると表明。同基金の6月30日時点の資金総額は 300億ドルと、前年同期を17.4%下回った。

バーンズCEOは「歴史的に見れば、昨年の損失は、多少は持ち こたえやすいものだ。基金にはロイヤルティー(資源利用料)などに よる139億ドルの収入があり、今秋の分配金を含め175億ドルを支 払っても依然、300億ドルの資金を有している」と指摘した。

共和党の副大統領候補だったサラ・ペイリン氏の後任として7月 に就任したパーネル州知事のウェブサイトによると、今年分配金を受 け取る予定のアラスカ州民は62万8499人。

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