ドイツ政府:オペル支援計画、2週間以内にEUに提示-経済技術省

ドイツ政府は欧州連合(EU) の行政執行機関である欧州委員会に対し、米ゼネラル・モーターズ (GM)の欧州部門オペルへの30億ユーロ(約4000億円)規模の 支援計画の詳細を2週間以内に提示する方針だ。11月末までの承認 取り付けを見込んでいる。

ペーター・ヒンツェ副経済技術相は24日、カナダの自動車部品 メーカー、マグナ・インターナショナルによるオペル買収に際しての 独政府の融資保証について、他のEU諸国の雇用を犠牲にしてドイツ の雇用を守るというものではないと言明。オペル再建は全体の約5分 の1に当たる最大1万900人の雇用が欧州で失われることにつなが る可能性がある。

同相はブリュッセルでの産業政策に関するEU会合を前に記者 団に対し、「オペルに関して講じたあらゆる措置は総じて欧州の利益 となるだろう」と指摘。マグナの再建計画により、ドイツはオペル関 連で他のどの国よりも多い雇用喪失に直面する恐れがあると語った。

オペルの工場を抱える英国やスペイン、ベルギーの政府は、独 政府支援の条件としてマグナが雇用をドイツに移すのではないかと懸 念している。欧州委は経済危機の際、自動車メーカーへの政府支援に 対して厳しい姿勢を取ってきている。

ヒンツェ副経済技術相は、すでに提供している15億ユーロと合 わせた総額45億ユーロの融資において、ドイツがオペルの工場を持 つ各国の間で「公平な負担の共有」を求めていると指摘。「わたしは われわれが完全にEU法に従って行動しているということを欧州委に 納得させられると強く確信している」と述べた。

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