伸銅品需要:09年度は71万トン強、34年ぶりの低水準(Update1)

日本伸銅協会(東京都台東区)は 25日、2009年度の伸銅品需要見通しを公表した。09年度の需要は前 年度比11.5%減の71万4000トンと、オイルショックの影響で需要が 大きく落ち込んだ1975年度(57万4000トン)以来の低水準になると みている。

ただ、09年度上期(4-9月)は前年同期比31.5%減と大きく落 ち込むものの、下期(10-3月)には同18.9%増を予想し、需要回復 を見込んでいる。

同協会の谷敬三事務局長は25日の記者会見で、「自動車、電子機 器、半導体などの材料となる主力の板条製品が、世界同時不況の影響 を受けて09年1-3月に過去最悪の落ち込みを経験したが、4月以降 はV字に近い急回復を見せている」と指摘、「特に条製品が伸銅品需 要の回復を10年3月までけん引するだろう」と述べた。

一方、同日発表された8月の伸銅品生産量(速報値)は前年同月 比21%減の5万5700トンとなった。13カ月連続で前年実績を下回っ た。

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