豪ANZ:INGとの合弁を完全子会社化-11億ユーロで(Update1)

豪銀4位のオーストラリア・ニュ ージーランド銀行(ANZ)は、オランダの金融サービス最大手、I NGグループとの保険・ウェルスマネジメント合弁会社について、I NGの持ち分を現金11億ユーロ(約1470億円)で買い取ることで合 意した。

INGの発表によれば、同社はINGオーストラリアとINGニ ュージーランドの持ち株51%をANZに売却する。売却益は3億ユー ロに上る。ANZの広報担当者、ケビン・フォーリー氏はコメントを 控えた。

ANZのマイケル・スミス最高経営責任者(CEO)は今月、国 内とアジア全域でさらなる買収を目指す方針を明らかにしている。8 月にはアジア6カ国で英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・ グループ(RBS)の一部部門を取得することで合意した。INGと ANZは2002年に豪州とニュージーランドの保険・ウェルスマネジメ ント部門を統合。同部門は2700人の従業員を抱える。

昨年10月にオランダ政府から100億ユーロの公的支援を受けたI NGは、公的資金返済に向けて資金調達を目指している。同社はIN GダイレクトやINGインベストメント・マネジメント、INGホー ルセール・バンキング、INGリアル・エステートなど他の豪州事業 について、今回の取引による影響はないとしている。

INGによると、持ち分売却は規制当局の承認を経て、10-12月 (第4四半期)に完了する見込み。

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