日航株が連日の上場来安値、公的支援の動向不透明-政投銀姿勢カギ

経営再建中の日本航空の株価が一 時、前日比9.7%安の130円と連日で上場来安値を更新。前日に国土 交通省に対して公的支援を要請したものの、なお動向は不透明として売 り圧力が止まらない。午前10時16分時点で、東証1部の下落率4位。

立花証券の平野憲一執行役員は、「日航株は今買いにくい状況、た とえ政府がどう決断してもすぐに業績が改善するはずはなく、株価妙味 は薄い。短期の思惑買い以外には、手を出すのは難しい」と指摘した。

日航の西松遥社長は24日、前原誠司国土交通相と会談、産業活力 再生特別措置法(産活法)の活用を検討していることを明らかにし、公 的資金の投入を要請した。

野村証券金融経済研究所の村山誠シニアアナリストは、24日付の 投資家向けメモで、「公的資金活用については、主務官庁である国土交 通省が認定したとしても、指定金融機関である日本政策投資銀行が審査 に基づき、実際に出資等を行うかの判断をすることになる」と指摘。依 然として、政投銀が重要なポイントである状況に大きな変化はないとの 見方を示している。

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