西松屋株が半月ぶり高値、仕入れ改善で利益率向上-小学生向け伸長

幼児衣料大手の西松屋チェーンの 株価が一時、前日比3.5%安の913円と続伸。約半月ぶりの高値水準 を回復した。仕入れ条件の改善などで粗利益率が向上、上半期決算は3 割近い最終増益を達成した。同社が強みを持っていた幼児向けに加え、 小学生向けにも同社商品が浸透し始めていることも確認でき、買いが優 勢となった。

西松屋が24日の取引終了後に公表した上半期(3-8月期)決算 によると、本業のもうけを示す単独営業利益は前年同期比11%減の37 億円となり、8月31日時点の修正予想を2%上回った。春物や夏物の 過剰在庫を削減した結果、商品回転が良くなっているほか、直輸入商品 の拡充などで粗利益率が34.4%と前年同期から0.6ポイント向上した。 当期利益は同29%増の21億円。

このほか、9月度(8月21日-9月20日)の既存店売上高は前 年同月比5.1%増と5カ月ぶりにプラス成長を確保、秋物衣料が全世代 を通じて好調となった。

コスモ証券投資情報部の小川浩一郎氏は、「想像以上に利益額が大 きかった。大型店で展開し始めた小学校低学年向けや同高学年向けの衣 料が伸びたようで、成長戦略としても評価できる」と指摘していた。

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