オークマ株が急落、需要減少や価格競争で今期赤字幅拡大(Update1)

工作機械大手のオークマ株が一時 前日比6.1%安の460円まで急落、下落率は7月13日(7.4%)以来、 2カ月半ぶりの大きさとなった。工作機械需要の減少や価格競争の激化 などから、今期(2010年3月期)の赤字幅が従来計画以上に拡大する 見通しとなった。業績予想の減額幅が予想以上に大きいとの見方から、 失望売りが増加している。

会社側が24日に発表した業績予想修正によると、今期の連結最終 損益は155億円の赤字(前期は39億円の黒字)となる見通し。従来予 想は35億円の赤字だった。コスト削減を進めているものの、売上高の 減少による悪影響を吸収しきれず、繰延税金資産を取り崩すことも響く。 ブルームバーグ・データでは、アナリストの今期赤字額は50億円が予 想されていた。

三菱UFJ証券の石塚大アナリストは24日付リポートで、「懸念 していた価格競争がより具現化している一方で、コスト削減の大幅な積 み増しは難しい」と指摘。修正後の会社計画では下半期に大幅な回復を 見込んでいないため、再下方修正リスクは小さいとしながらも、「業績 の本格回復には時間を要する見込みで、ネガティブな印象」としている。

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