日電硝株は続伸、FPD用需要回復で第2四半期減益幅縮小

日本電気硝子の株価が続伸。FP D(フラットパネルディスプレイ)用ガラスの需要回復で、第2四半期 (4-9月)累計の連結最終利益の減益幅が事前予想より縮小する見通 しになったと24日に発表、過度の業績不安の後退で買いが先行した。

一時4.1%高の920円まで上げ、午後1時14分現在ではTOPI Xに対する個別銘柄の押し上げ寄与度で全1688銘柄中、2位。値上が り銘柄数はわずか163にとどまっている。出来高は811万株と、前日 538万株をすでに上回る。

第2四半期累計の連結最終利益は、前年同期比57%減の150億円 の見通し。従来は60億円から100億円のレンジ予想だった。会社側に よると、7-9月期の出荷数量は4-6月期と比べ3割強増加。当初は 2割以上の伸びを想定していた。単価の落ち込みもないという。

また、同時に発表された10-12月の業績予想は、売上高が前年同 期比15-30%程度の増収、営業利益は同80-120%程度の増益だ。同 社のIR担当の千坂貴氏は、「中国の内需回帰策や国内のエコポイント など景気浮揚策の効果が出ている。需要は12月くらいまで堅調と見て いるが、その先は不透明」としていた。

ドイツ証券の石橋克彦アナリストは、今回の修正について「液晶ガ ラスの想定以上の利益拡大など印象は悪くない」(25日付のリポー ト)と指摘。今後液晶マーケットは調整局面に入るとみられるが、「同 社についてはバリュエーション面での割安感の強さなど、ガラスセクタ ー内での投資魅力が相対的に高い」と評価している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE