ロマー米CEA委員長:米経済は依然として「極めて困難」な状態

ロマー米大統領経済諮問委員会(C EA)委員長は24日、米証券会社リーマン・ブラザーズ・ホールデ ィングスの破たんから1年経過しても米経済は依然として「極めて困 難」な状態にあるが、「より悲惨な悪化」は回避したとの見解を示した。

シカゴでの講演原稿によると、ロマー委員長は「昨秋に米経済を 襲った衝撃は少なくとも1929年と同規模だったと強く感じている」 と言明した。

同委員長は、最近の鉱工業生産や住宅着工許可件数、耐久財の統 計が、リセッション(景気後退)は峠を越したかもしれないことを示 唆していると分析。多くのエコノミストが7-9月(第3四半期)の プラス成長を予想していると説明したが、リセッションが終息したと は述べなかった。

ロマー委員長は「重要な問題は、景気が労働市場を大きく改善さ せるのに十分な力強さを持っているかどうかという点だ」と指摘。「雇 用回復に向けた急速な経済成長の重要性とはすなわち、当局者が異例 の政策対応を取りやめる際に十分な注意を払う必要があることを意味 する」と説明した。

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