NY原油(24日):1カ月ぶり安値、米住宅販売の減少で-65.89ドル

ニューヨーク原油相場は続落し、 1カ月ぶり安値を付けた。8月の米中古住宅販売件数が予想外に減少 したことから、米国のリセッション(景気後退)からの回復ペースに 対し懐疑的な見方が広がった。

原油相場は一時、前日比4.9%下落。全米不動産業者協会(NA R)が発表した8月の中古住宅販売件数は、前月比2.7%減の510万 戸となった。前日発表の米エネルギー省の週間統計では、燃料在庫が 予想以上に増加。米国で燃料供給がだぶつき始めているとの観測が高 まった。

エナジー・セキュリティー・アナリシス(マサチューセッツ州ウ ェイクフィールド)の石油市場担当ディレクター、リック・ミュラー 氏は「需給ファンダメンタルズを注視すべき時点にきている」と指摘。 「これまで多くの芽吹き論があったが、人員削減はなお続き、原油需 要は今年200万バレル落ち込む見通しだ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物11月限は前日 比3.08ドル(4.47%)安の1バレル=65.89ドルで終了した。一時 は8月17日以来の安値、同65.60ドルを付けた。

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