欧州債:ドイツ債続伸、発行規模の縮小で-10年債利回り3.30%

欧州債市場ではドイツ国債相場 が続伸。ドイツ政府が10-12月(第4四半期)の債券発行規模を縮 小したことのほか、同国の企業景況感指数が予想ほど伸びなかったこ とが背景にある。

独10年債利回りは一時、約1年ぶり低水準となった。この日の MSCI世界指数は軟調。ドイツ政府は「資金調達環境の改善」を理 由に、10-12月期の債券発行規模を従来計画から22%縮小し、590 億ユーロにすると発表した。ドイツのIfo経済研究所が発表した9 月の独企業景況感指数は91.3。ブルームバーグ・ニュースがまとめ たエコノミスト40人の予想中央値では92.0と見込まれていた。

RBCキャピタル・マーケッツの債券・為替調査責任者のラッセ ル・ジョーンズ氏は、「市場関係者の間には懸念があり、いかなる回 復も足踏みするとの見方が根強い」と指摘。また、ドイツの債券発行 計画の縮小については「まれなことで、市場は明らかに非常に好感し ている。われわれは供給が重要な問題である環境下にある」と述べた。

ロンドン時間午後4時3分現在、10年債利回りは前日比8ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の3.30%。一時は

3.29%と、9月16日以来の低水準となった。同国債(表面利率

3.5%、2019年7月償還)価格は前日比0.62ポイント上げ

101.64。2年債利回りは1.19%と、7bp低下した。

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