ユーロは約3週間ぶり安値、1.45ドルに反落へ-テクニカル分析

東海東京証券金融市場部のトレー ディンググループマネージャー、二瓶洋氏によると、約1年ぶりの高 値圏にあるユーロの対ドル相場は来週にも、1ユーロ=1.45ドル台に 下落する可能性がある。

二瓶氏は24日のインタビューで、ユーロ・ドル相場は23日まで の上昇から横ばいに転じた「5日移動平均線との攻防に移っている」 と指摘。MACD(移動平均収束拡散法)チャートも「ユーロ売りを 示唆している」と語った。MACDチャートは期間の異なる移動平均 の比較を通じて、相場のシフトがトレンドの変化か短期的な逸脱かを 示唆する。

ユーロは3月4日の約3カ月半ぶり安値1.2457ドルを境に上昇 基調に転換。9月23日には1.4844ドルと、米証券リーマン・ブラザ ーズ・ホールディングス破たん後の2008年9月22日以来となるユー ロ高・ドル安水準をつけた。25日午前7時57分時点では1.4653ドル。

二瓶氏は、ユーロは21日につけた約1週間ぶり安値1.4611ドル を下抜け、「21日移動平均線が位置する1.452ドル前後を来週にも試 す」と予想。ただ、1.42-1.45ドル前後は7月下旬から9月上旬にか けて一進一退を繰り返した水準であるため、ユーロ下落時には「強い 下値支持圏として機能する」と分析した。

予想に反して1.45ドルを割り込んでユーロ安・ドル高が進んだ場 合には、3月の安値から今月23日までの上昇幅をフィボナッチ級数の 1つである23.6%戻した1.4281ドルなどが下値の目安になると、二 瓶氏は予想した。

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