投資会社リッジウッド、英BPのメキシコ湾原油開発担当幹部を採用

企業買収専門会社の米リッジウッ ド・エナジーは、英BPからメキシコ湾の原油・天然ガス探査を手掛 けた幹部の1人を採用した。リッジウッドがトップレベルの探査担当 者を採用するのはここ3カ月間で2人目。同社は深海原油開発プロジ ェクトの推進を目指している。

リッジウッドのケン・ラング社長によると、今回採用するジョー・ モリス氏は、BPで、メキシコ湾で新規に発見された油田と生産施設 とをつなぐ事業の指揮を執っている。28日にリッジウッドの探査担当 バイスプレジデントに就任する予定。

ラング社長は6月にリッジウッドに移籍。それ以前はBPに勤 務し同社がメキシコ湾最大の原油・ガス生産会社に発展する過程で事 業を監督した。ラング社長はモリス氏を採用した理由について、リッ ジウッドが保有する権益内容の見直しを促すためと述べた。リッジウ ッドが保有する権益は、主に浅水域のガス田が占める。ラング社長は リッジウッドが保有する権益のうち油田が占める割合を50%と、現在 の10%から増やすことを目指しており、そのためには水深最大5000 フィート(約1524メートル)の油田開発が必要と考えている。

ラング社長は22日、ヒューストンでインタビューに応じ、「当社 のポートフォリオで原油の割合を増やすためには深海油田を開発する 必要がある。会社を成長させるためには、より高い可能性を秘めた油 田の開発に参加しなければならない」との見方を示した。

リッジウッドはメキシコ湾で、米アパッチやデボン・エナジー、 ニューフィールド・エクスプロレーション、オーストラリアのBHP ビリトンが運営するガス・原油開発プロジェクトの権益を保有してい る。ラング社長によると、リッジウッドは過去5年間に富裕層や機関 投資家から15億ドル(約1400億円)を調達。買収資金として約2億 ドルを保有している。

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