TARPは金融システム回復で「重要な役割」-バロフスキ特別監察官

最大7000億ドルの公的資金を注 入する金融安定化プログラム(TARP)のバロフスキ特別監察官は 24日、上院銀行委員会で証言し、昨年10月に成立した金融安定化法 に基づく同プログラムが、金融システムを回復させる上で「重要な役 割」を果たしたとの認識を表明する。

公開された証言テキストによると、特別監察官は「金融システム の安定改善の著しい兆しが表れているのは疑いない」と発言する。

特別監察官はその一方で、TARPの成果は「まちまち」だとも 指摘。財務省と連邦準備制度理事会(FRB)、連邦預金保険公社(F DIC)の連携によって経済的大惨事を未然に防いだ半面、透明性と 説明責任に対する財務省の姿勢は不十分だったとの考えを示す。

さらに納税者利益の最大化を図る取り組みの進展は不確かであり、 銀行融資の拡大もなお実現せず、住宅差し押さえも増え続けていると 述べ、失業率も上昇を続けており、商業用不動産が「次の不安要因に なる恐れがある」と指摘する。

-- Editors: Christopher Wellisz

--* 参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor: Ryoji Uchida 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Chris Anstey at +1-202-624-1972 or canstey@bloomberg.net

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