トリドール株2カ月ぶり上昇率、既存店の底堅さ評価-テレビ特集も

セルフうどん店を展開するトリ ドールの株価が急反発し、約2カ月ぶりの上昇率を記録。個人消費が 低迷する中で主力のうどん店の既存店売上高が底堅く推移し、堅調な 業績動向を見直そうとする動きが強まった。24日朝のテレビ番組で、 店舗が取り上げられたことも材料視されている。

一時前週末比8%高の19万9800円まで買われ、6営業日ぶり の上昇。上昇率は7月15日(9.5%高)以来の大きさで、午後の東 証1部上昇率上位に顔を出している。

同社の売上高の約8割を占める丸亀製麺うどん店は、2010 年3 月期の既存店売上高の会社計画が前期比4%減となっている。これに 対し、第1四半期(4-6月)は前年同期比0.6%減となり、7月は 前年同月比2.2%減、8月は同0.5%減で推移している。同社経営企 画課の根岸健一郎氏は、「オープン当初から高いセールスを上げてい たことを考えると、足元の既存店売り上げは堅調」と見る。

一方、きょう午前8時から放映されたフジテレビの情報番組「と くダネ!」では、「売れっ子JAPAN」コーナーで「丸亀製麺人気 の秘密」を特集した。会社側によると、都心店や郊外店の繁盛ぶりや、 トッピングによるメニューの自由さなどを伝える取材内容だった。

こうした根強い人気の背景として、根岸氏は「店舗内で製めんに する手づくり感や手軽さが支持され、リピーターが多いため」と分析 している。

社団法人日本フードサービス協会のまとめによると、7月度の市 場動向調査でファーストフードに含まれるめん類業態の売上高は前年 同月比14%増と、前年実績を割り込む外食が多い中で最も高い伸び を示している。

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