米ハーバード法科大学院生は就職難-法律サービス需要低下で採用減少

米ハーバード大やニューヨーク大 の名門ロースクール(法科大学院)の学生が就職難に直面している。 法律事務所や学校関係者らによると、法律サービスに対する需要が縮 小するなか、来年卒業予定の3年生の多くは例年のように正規の就職 先を確保できていないという。

法曹界の雇用市場の厳しい現実は、22日明らかになった米最大の 法律事務所スカデン・アープス・スレート・メーガー・アンド・フロ ムの2010年の求人状況で鮮明になった。スカデンの採用担当パートナ ー、ハワード・エリン氏によると、同事務所は今年225人だった夏期 インターンの採用数を来年半減させる計画だ。

ハーバード大法科大学院のキャリアサービス担当アシスタントデ ィーン、マーク・ウェバー氏によると、同大学院の2、3年生の今年 の1次面接件数は20%減少。2次面接の件数を予想するのは時期尚早 だという。

ニューヨーク大法科大学院でも、今年度の面接件数が昨年に比べ 大幅に減少。2次面接件数は「激減」している。キャリアサービス担 当ディーン、アイリーン・ドーズバック氏が明らかにした。

法科大学院の学位取得には通常3年を要する。法律事務所は一般 的に2年間の課程を終了した学生を夏期インターンとして採用した上 で、翌年の卒業後から正規雇用する。

大手法律事務所は現在、09、10両年の卒業生の採用時期の先送り や、10年以降の夏期インターンの採用枠縮小を進めている。

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