米ヤフー:日本、中国市場も対象-MSとのネット検索事業での提携

米インターネット検索エンジン大 手ヤフーは23日、米ソフトウエア大手マイクロソフトと先に合意した ネット検索事業での提携について、日本、中国市場も対象となること を明らかにした。ヤフーは両市場では、現地の提携企業を通じて事業 を展開している。

ヤフーのアジア担当マネジングディレクター、ローズ・ツォウ氏 はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、同社がマイクロ ソフトの検索エンジン「ビング」導入の条件について、現地提携企業 と協議を行っていると述べた。ヤフーとマイクロソフトは7月、ネッ ト検索とオンライン広告事業での提携を発表。ヤフーはビングを自社 サイトで採用し、検索結果に連動して表示される広告を販売する。広 告収入は両社で分け合う。

中国でヤフーのポータル(玄関)サイトを運営するアリババ・グ ループ・ホールディングは、ビングを採用するかどうかについて明ら かにしていない。同国のインターネット市場は利用者数で世界最大。 日本のヤフーは、ポータルサイト国内最大手。

ツォウ氏は「われわれはアジアでの成長加速に向けて非常に良い 位置に就けている」と述べ、「広告について言えば、アジアは概して 比較的力強いパフォーマンスを維持している」との見方を示した。ヤ フーのアジアにおける広告販売は、米市場の落ち込みを埋め合わせる のに一役買っている。

同氏はまた、ヤフーが先週、アリババ・グループ傘下の企業間オ ンライン取引サイト運営会社アリババ・ドット・コムの持ち株を売却 し、11億4000万香港ドル(約134億3000万円)を調達したことにつ いて、「ヤフーはアリババとの関係に非常に満足している」とした上 で、アリババ・ドット・コムの持ち株売却は「財務上の判断にすぎな い」と語った。

ヤフーはアリババ・ドット・コム株売却後も、アリババ・グルー プの筆頭株主の立場を維持している。

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