スイスのピクテ:金現物ファンド設定へ-インフレヘッジ需要見込む

株式非公開のプライベートバンク でスイス最大手のピクテは、10月1日に金現物を裏付けとするファン ドを設定する計画だ。インフレに対する資産の防御手段を求める投資 家の需要を見込んでいる。

ピクテが23日発表した文書によると、「ピクテ(CH)プレシャ ス・メタルズ・ファンド」では、割り当てられた口座で金現物が保有 される。ピクテは、同社の金庫に保管されている金を保有する機会を 投資家らに与える。金現物を裏付けとする既存の投資商品の大半は、 証券取引所を通じて提供されている。

ピクテで2億8600万ドル(約260億円)相当の商品投資を担当す るフィリップ・ポル氏は「金は常にインフレや為替変動に対するヘッ ジ能力を証明してきた」と指摘する。同氏が新ファンドを運用する予 定。

上場金融商品を通じた金の保有量は今年、過去最高水準に達した。 各国政府が経営難の銀行救済やリセッション(景気後退)からの脱出 を目指し数兆ドルの支出を決定したことを受け、投資家らは通貨供給 量が急増するとみている。

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