ニトリ株が高値圏で続伸、仕入れ改善で上期決算良好-通期予想増額

家具・インテリアチェーンのニト リの株価が年初来高値圏で続伸。仕入れルートの変更などで粗利益率が 向上、上期(3-8月期)決算は51%の営業増益を確保した。会社側 は今期業績予想を増額修正したが、前提条件などが慎重過ぎるとして、 一段の上振れが可能との見方が出ている。

株価は一時、前日比1.4%高の7470円まで買われ、9月15日に 付けた年初来高値の7530円に接近。同社株の上場来高値は、2008年 12月8日の7630円。

ニトリが18日の取引終了後に公表した通期(2010年2月期)業 績予想によると、本業のもうけを示す営業利益は前期比24%増の411 億円になる見込みで、前回予想から21億円(5.4%)の増額。中国内 陸部やベトナムなどに産地を変更、仕入れ条件の改善などで第2四半期 の粗利益率が54.8%と前年同期から2.8ポイント上昇したことなどが 寄与する。年間配当は50円とする予定で、前回予想から10円上乗せ。

ゴールドマン・サックス証の河野祥アナリストは18日付の投資家 向けリポートで、会社側の新しい今期営業利益予想について、「恒例の 保守的な設定によるもので、新会社前提を精査しても意味をなさない」 と指摘。今期営業利益予想について会社計画を上回る470億円、来期 518億円に見直し、目標株価を8400円から9000円に引き上げた。

河野氏はニトリの中期成長確度の高さを評価、「小売りのコア銘 柄」として、投資判断「買い」を継続するという。

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