シカゴ・トウモロコシ先物:続伸-中西部で降霜のリスク高まる

シカゴ商品取引所(CBOT) のトウモロコシ相場は23日、続伸した。米政府が発表した正午時点 の予報で、寒気が来週、中西部の一部の地域に流れ込み、トウモロコ シのイールド(単収)減少や品質低下につながるとの見方が広がった。

民間気象予報会社T-ストーム・ウェザー(シカゴ)のマイク・ タンヌラ社長によると、米気象庁(NWS)の予報では、寒気は29 日に中西部の北側に到達し、この地域の約3分の1で霜が降りる可能 性が高まるとみられている。米農務省の今週の発表によると、20日 時点でトウモロコシの約79%が熟しておらず、被害を受けやすい状 態になっている。

アグリビザー(イリノイ州)の市場担当シニアアナリスト、デー ル・ダークホルツ氏は「気温がさらに低下するとの予報が発表され、 熟していないトウモロコシが被害を受けるリスクが高まっている」と 指摘。「イールドが十分な水準に達するためには、さらに生育期間が 必要だ」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場12月限は前日比4.5セント (1.4%)高の1ブッシェル当たり3.3025ドル。22日からの4.5% の上げは、2日間の上昇率としては8月3日以降で最大となる。中心 限月は今年に入って今月22日までに20%下げ、8日には3年ぶり の安値である3.02ドルを付けた。

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