米社債保証コスト、1年4カ月ぶり低水準から上昇-CDS取引

23日のクレジット・デフォルト・ スワップ(CDS)市場では、米企業の社債保証コストが今週初の上 昇となった。株安に加え、米連邦準備制度理事会(FRB)が同日の 連邦公開市場委員会(FOMC)で住宅ローン関連証券の購入ペース を鈍化させる方針を示したことを受け、1年4カ月ぶり低水準から上 昇に転じた。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資適 格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数(シ リーズ13)のスプレッドは、1.5ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の93bp。一時は2008年5月以来の低水準で取引 されていた。

FOMCの声明発表後に株価が下落したことが影響した。FRB は住宅ローン担保証券(MBS)の購入ペースを「徐々に緩める」方 針を表明するとともに、08年8月以来初めて景気が加速しつつある との認識を示した。ただ、政策金利は「長期」にわたり「異例の低水 準」にとどまるとの見通しを明らかにしている。

CDSスプレッド1bpは債務1000万ドルに対する期間5年 の年間保証料1000ドルを意味する。スプレッド上昇は投資家心理の 悪化、低下は心理の改善を示す。

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