英首相:世界経済は「生命維持装置」なお必要-支援策早期解除は危険

ブラウン英首相は23日、世界経 済と銀行システムはなお支援が必要であり、各国政府が支援策の解除 を急ぎ過ぎれば、リセッション(景気後退)からの回復を危うくする リスクがあるとの見解を示した。

ブラウン首相はニューヨークで開かれた国連総会で、景気回復は 「定着しているわけでもなければ、元に戻らないというわけでもない」 と指摘し、各国は成長刺激と失業阻止の取り組みを維持する必要があ ると訴えた。

同首相は「景気回復が頓挫しないようにする必要がある」と述べ、 世界各国の首脳は「時期尚早に経済の生命維持装置を外す」ことがあ ってはならないと強調した。

また、国際労働機関(ILO)の試算を引用し、世界各国政府に よる財政・金融支援が1100万人もの雇用を救ったと説明。24日に米 ピッツバーグで開幕する20カ国・地域(G20)首脳会議(金融サミッ ト)では「雇用と成長に関する新たな協定」で合意する必要があると 語った。

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