英中銀:資産買い取り計画で現行枠完了後は購入止める公算も-CBI

英最大の経営者団体、英産業連 盟(CBI)は23日、英経済がリセッション(景気後退)から脱し つつあるなか、イングランド銀行(英中央銀行)は資産買い取りプロ グラムで現行枠の1750億ポンド(約26兆2600億円)相当の購入 を完了した後は、買い取りを止める可能性もあると予測した。

CBIは同時に、今年7-9月(第3四半期)の英国内総生産(G DP)が前期比で0.3%増加するとの見通しを示し、6月時点での

0.3%減から上方修正した。10-12月(第4四半期)については

0.4%増を予想している。CBIはまた、イングランド銀が2010年 1-6月(上期)に利上げを開始するとみている。

英中銀の金融政策委員会(MPC)の元メンバーで、CBIのリ チャード・ランバート専務理事は22日にロンドンで記者団に対し、 「ハルマゲドン(終末)は視界外へとやや後退してきた。だが、景気 回復は遅々としたもので、時間がかかるだろう。失業は増加し続ける」 との見通しを示した。

英中銀は、現行の資産買い取りプログラムに伴う購入を11月ま でに完了する計画だ。キング総裁は8月のMPC会合で、2000億ポ ンドへの規模拡大を求める少数派に属していたが、今月の会合では現 行枠の維持を支持し、MPCは全会一致で据え置きを決定した。

CBIのチーフ経済アドバイザー、イアン・マッカファティー氏 は記者団に対し、「現時点では、追加的な量的緩和の必要性は見いだ せない。量的緩和の効果がまだ経済全体にそれほど及んでいないのは 明らかだ」と語った。

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