FRB政策はインフレ誘因に、債券・現金より株投資を-ファーバー氏

投資家マーク・ファーバー氏は、 米景気てこ入れに向けた米連邦準備制度理事会(FRB)の政策がイン フレの誘因になるとして、株式が現金相当商品や債券よりも有利な投資 先となるとの見解を示した。

ファーバー氏は22日のブルームバーグテレビジョンとのインタビ ューで、米金融当局が経済に注入した資金によってS&P500種株価指 数は1年以内に1250に達するとの見通しを示した。米政府とFRBは 景気と信用市場の立て直しに向けて12兆ドル以上を注ぎ込んでいる。 ファーバー氏は2月、これらの政府プログラムについて、「重大な結果 をもたらす」と警告していた。

ファーバー氏はインタビューで、「マネーサプライ(通貨供給量) と与信の拡大がシステム内のインフレの存在を示している時には、通貨 が弱くなる」と語った。また、「株価は簡単に上昇する。どんどん紙幣 を印刷すれば、マネーはあらゆる場所に広がっていく」と話した。

同氏は、米政府が「前代未聞の規模で紙幣を印刷」する結果、海外 から対米投資が細り、ドルが一段と下落すると予想。経済「システム内 の過度の与信拡大と負債水準から問題が発生している時に、さらに負債 を積み上げることでそれを解決することはできない」と指摘した。

同氏は人口高齢化の恩恵を受ける医薬品株と、割安とみている石油 株を推奨した。S&P500種の22日終値は1071.66。

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