米中首脳会談:両国関係の一段の発展で合意-景気回復の重要性議論

オバマ米大統領は22日、中国の 胡錦濤国家主席と会談し、米中関係を今後一層発展させ、世界と地域の 諸課題に取り組む方針を表明した。

オバマ大統領はこの日、ニューヨークで非公開の首脳会談に臨む 前に「米中は両国関係を一段と力強く、実効性のあるものにする必要が ある」と語った。

米中首脳は、オバマ政権が中国から輸入されるタイヤ製品に上乗 せ関税を課すことを今月決定したことに伴う両国間の最近の摩擦につい て、公の発言を控えている。1人の政府高官が記者団に語ったところに よると、両首脳による非公開の会談でオバマ大統領は胡主席に対し、米 国は自由貿易の推進を約束した。

胡主席は通訳を介し、中国は「両国関係が今後も健全で安定的に 発展し続けるよう、一連の繊細な問題について適切に対応する上で米国 と協力していくことに前向きだ」と表明。中国は米国との間で「建設的 で協力的、そして包括的」な関係を望んでいると語ったという。

匿名を条件に同政府高官が記者団に語ったところによると、オバ マ大統領は胡主席に対し、タイヤへの追加関税は、米国による自由貿易 政策の放棄を代表するものではなく、保護主義への傾倒でもないと説明 した。

同政府高官によると、両首脳はこのほか、景気回復の重要性につ いても意見交換。米国は貯蓄、中国は消費拡大にそれぞれより一層根ざ した成長に移行する必要性を議論した。

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