欧州債(22日):独国債下落、株高と供給懸念-10年債利回り3.39%

欧州債市場ではドイツ国債相場が 下落。株式相場の上昇を背景に国債の安全性に対する需要が後退した。 また、高利回り資産に投資資金が向かうなか、各国政府が実施する過 去最大規模の国債入札が不調に終わるとの懸念が広がった。

独10年債利回りはほぼ6週間ぶりの高水準となった。MSCI世 界指数は3営業日ぶりに上昇したほか、米株価指数先物も上げている。 ウニクレディトによると、ドイツ政府は今年10-12月(第4四半 期)の借り入れ計画を近く発表する。オランダとイタリアはこの日、 合わせて29億ユーロの国債入札を実施した。

ラボバンク・グループのシニア市場担当エコノミスト、エルビ ン・デグロート氏(ユトレヒト在勤)は、「景気の改善に伴い、各国 政府が大規模な借り入れを必要としていることがますます国債相場へ の重しとなるだろう」と指摘。リスク志向が改善していることから、 株式相場の上昇も「材料だ」と語った。

ロンドン時間午後4時25分現在、10年債利回りは前日比2ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し3.39%。一時は

3.44%まで上げる場面もあった。同国債(表面利率3.5%、2019年 8月償還)価格は0.13ポイント下げ100.85。2年債利回りも2bp 上げ1.27%となった。

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