仏エルメスCEO:トンネルの出口見えない、日本の景気回復遅れで

フランスの高級ブランド、エルメス・ インターナショナルのパトリック・トマス最高経営責任者(CEO)は、 向こう半年について明るい見通しを抱いておらず、その理由として最大 市場である日本の景気回復の遅れを指摘した。

イタリアのミラノで旗艦店を開設した同CEOは21日、同地で電 話インタビューに応じ、「2010年になる前にトンネルの出口の明かりが 見えるとは考えていない」と語った。世界的金融危機は「まだたっぷり 1年は続くだろう。もっと続くかもしれない」と述べ、世界経済につい て「全く楽観していない」と発言した。「日本経済は良い状態になく、 われわれは皆それを感じている」と付け加えた。

エルメスの直営店は「堅調」なものの、手元資金を温存したい百貨 店が注文を減らしているという。日本はエルメスの昨年の売り上げ17 億6000万ドルの22%を占めた重要市場。

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