欧州株(21日):続落、株高行き過ぎ懸念-K+SとRBS安い

欧州株式相場は続落。業績と景 気見通しに比べて、過去半年にわたる相場上昇が行き過ぎとの懸念か ら、売りが優勢となった。

ドイツの化学メーカー、K+Sは3.8%下げた。穀物用肥料メー カー、カナダのポタシュが業績見通しを下方修正したことが売りにつ ながった。英銀ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ (RBS)は5.2%安。事情に詳しい関係者2人によると、RBSは 株主に増資の可能性について打診した。

カザフスタンの産銅大手、カザフミスも安い。米シティグループ が同銘柄の投資判断を引き下げたことが嫌気された。

ダウ欧州600指数は前週末比0.8%安の242.97で終了。同指 数は3月9日の水準から54%上げている。ブルームバーグがまとめ た週間データによれば、同指数構成銘柄の株価収益率(PER)は 47倍超と、2003年以来で最高となった。

オクトパス・インベストメンツ(ロンドン)のローザー・メンテ ル最高投資責任者(CIO)はブルームバーグテレビジョンに対し、 「相場の大幅上昇で、割高になり始めた可能性がある。そのため、相 場は一時停止し、10月の決算期を見極めようとしている」と語った。

21日の西欧市場では、18カ国すべてで主要株価指数が下落。ダ ウ・ユーロ50種指数は前週末比0.5%安、ダウ・欧州50種指数は

0.6%下げた。

カザフミスは3.3%下げた。シティグループは同銘柄の投資判断 を「買い」から「中立」に下方修正した。オーストラリアの鉱山会社、 BHPビリトンは2.7%安、同業の英豪系リオ・ティントは3.4%下 落した。

タローオイル、ENI

英石油・ガス探査のタローオイルは1.8%下落。18日付ウォール ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、イタリアの石油会社E NIが企業買収対象としてタローオイルは高過ぎると判断した。EN Iは1.1%下げた。

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