IMF:出口戦略で各国は協調を、銀行債務保証の解除優先

国際通貨基金(IMF)は21 日、半期ごとに発表する世界金融安定化報告の一部を公表し、各国の 出口戦略ではまず銀行債務の保証制度を解除するべきだと指摘、平等 な競争環境を維持するために多国間で協調するよう訴えた。

IMFは同報告で、銀行債務の保証は政府が信用リスクを背負う ため、国の財政に負担をかける可能性があると指摘。こうした保証制 度を維持する国、解除する国と足並みがそろわない場合、有利な銀行 と不利な銀行が存在することになるため、資本の流れにひずみが生じ る恐れがあると記述した。

IMF通貨資本市場局のローラ・コドレス氏はワシントンで行わ れた記者会見で、「現時点で景気対策を引き揚げるよう中銀や政府に 促しているのではない。だが各国はしかるべき時、すなわち完全に信 頼感が回復し、さまざまな政府介入を解除しても市場が不安定になら なくなった時に備えて、透明かつ明確な出口戦略を策定すべきだ」と 語った。

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