今週の米経済指標:住宅販売、耐久財受注ともに増加の公算

【記者:Bob Willis】

9月20日(ブルームバーグ):今週の米経済指標は、8月の住宅販 売と耐久財受注が引き続き増加している様子が示される公算が大きい。 住宅販売や耐久財受注の増加は、米経済が1930年代以来で最悪のリセ ッション(景気後退)から抜け出しつつある兆しと受け止められてお り、その傾向の継続が示唆される見通しだ。

ブルームバーグが実施した調査の予想中央値によれば、8月の新 築と中古を合わせた住宅販売件数は年換算で579万件と、約2年ぶり の高水準となる見込み。耐久財受注は前月比0.4%増となり、過去5 カ月で4回目の増加となりそうだ。

住宅と製造業の両分野は深刻な落ち込みに見舞われていたが、最 初の住宅購入者への融資や自動車の買い替え奨励策など景気刺激策の 効果で需要が回復し、安定しつつある。PNCファイナンシャル・サ ービシズ・グループのチーフエコノミスト、スチュアート・ホフマン 氏は「われわれはリセッションから抜け出しつつあり、非常に脆弱(ぜ いじゃく)な回復の初期段階にある」と話す。

中古住宅は住宅販売市場の90%余りを占めるが、全米不動産業者 協会(NAR)が24日発表する8月の販売件数は年換算で535万件と 前月比2.1%増加し、5カ月連続の増加となる公算が大きい。7月時 点の数字を過去最高だった05年9月と比較すると、28%の減少。

翌25日に商務省が公表する新築住宅販売件数は年換算で44万件 (予想中央値)と前月比1.6%増加すると見込まれている。新築住宅 販売は1月に過去最低の32万9000件まで落ち込んだ。

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