欧州株(18日):ダウ600、11カ月ぶり高値から反落-資源株安い

欧州株式相場は下落し、ダウ欧 州600指数は11カ月ぶり高値から反落した。業績と景気見通しに比 べて、過去半年にわたる相場上昇が行き過ぎとの懸念から、売りが優 勢となった。

金属相場が下落したことを受け、英プラチナ生産会社ロンミンと、 英鉱山会社アングロ・アメリカンを中心に資源株が安い。オーストリ アの石油会社OMVは4.4%安。クレディ・スイス・グループが同銘 柄の投資判断を引き下げたことが嫌気された。

一方、オランダの小売り大手、スーパー・デ・ブールは17%の 大幅高。同業のジャンボ・グループ・ホールディングが約4億8200 万ユーロの買収案を提示したことが買いを誘った。

ダウ欧州600指数は前日比0.5%安の244.92で終了。前週末 比では1.3%上げた。同指数は3月9日の水準から55%上げている。 ブルームバーグがまとめた週間データによれば、同指数構成銘柄の株 価収益率(PER)は47倍超と、6年余りで最高となった。

フォルティス・グローバル・マーケッツのシニア仕組み証券スト ラテジスト、フィリップ・ガイゼル氏(ブリュッセル在勤)は、「ベ アマーケットラリー(下落局面の一時的な反発)のすべての特徴を備 えている」と述べ、「市場関係者は景気見通しについて余りにも楽観 になり過ぎ、投資姿勢も極めて強気となった。現時点からは乱高下が あるとみている」との見方を示した。

18日の西欧市場では、18カ国中11カ国で主要株価指数が下落。 ダウ・ユーロ50種指数は前日比0.3%安、ダウ・欧州50種指数は

0.4%下げた。

ロンミン、アングロ

ロンミンは2.2%下落。アングロ・アメリカンは2.5%下げた。 ロンドン市場の銅相場は一時、3.6%安となった。銅在庫が16営業 日連続で増加したことが背景にある。

英石油・ガス探査のタローオイルは5.3%安と、6月22日以降 で最大の値下がり。同社のパット・プランケット会長が持ち株25万 株を1株当たり1232ペンスで売却した。また、シティグループが同 銘柄の投資判断を「バイ」から「ホールド」に引き下げたことも材料 視された。

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