亀井金融相:日航の「政府保証付」追加融資に前向き-国家的な大仕事

亀井静香金融・郵政担当相(国民 新党代表)は、経営再建策を策定中の日本航空について、「必死になっ て努力をしていくならば、いろんな形でバックアップしてやることは必 要」と明言。政府として金融支援を継続していく考えを示した。鳩山由 紀夫内閣の主要閣僚が日航支援を明確にしたのは初めて。

亀井金融相は18日のインタビューで、日航支援は「国家的な大き な仕事でもある」と指摘。その上で「日航ががんばると言っている以上 は国としても応援するのは当然」とし、政府保証付きの追加融資などを 検討していく姿勢を表明した。ただ、「経営努力をちゃんとせねばなら ない」と述べ、的確な再建策が前提になるとの考えを強調した。

2001年9月の米同時テロ以降、経営が傾いた日航は過去8年にわ たって再建を模索。しかし、09年3月期も大幅赤字で日本政策投資銀 行などから6月に1000億円の政府保証付き融資を受けた。現在は国際 航空連合ワンワールドのアメリカン航空と資本提携で交渉中だ。前原誠 司国土交通相は17日、高コスト体質の是正が必要と指摘した。

このほか金融相は、中小企業などの融資返済を3年程度猶予する制 度について「金融機関の資金繰りが悪化するなら、そのときは資本注入 で助ければよい」と、金融機能強化法などの活用を促す考えを示した。 郵政見直しでは、西川善文社長の辞任を求める一方で「新しい経営陣は 私が必死になって探す」と述べた。

●亀井静香氏(かめい・しずか)1936年11月1日生、72歳。60年 東大経卒、旧別府化学工業(現住友精化)入社、62年警察庁入庁、79 年初当選、運輸相、建設相、自民党政務調査会長を務めた。05年に自 民党を離党し国民新党を結党。09年8月に国民新代表。当選11回。

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