アジア株:下落、アイフルが事業再生を準備-香港の恒隆地産も安い

18日のアジア株式相場は下落。 MSCIアジア太平洋指数は、前日付けた1年ぶり高値から反落した。 消費者金融のアイフルが返済期限の延期などを求める「事業再生AD R手続き」を要請し仮受理されたほか、香港金融管理局(HKMA、 中央銀行に相当)が住宅ローン事業での価格競争が銀行業界の収益性 を低下させる恐れがあると指摘したことに反応した。

アイフルの株価は、売買終了段階の比例配分でストップ安(値幅 制限いっぱいの下落)に当たる50円(27%)安の134円で取引が成立。 武富士も大きく値を下げた。香港の不動産開発業者、ハンルン・プロ パティーズ(恒隆地産)は、住宅購入向けの融資が減少するとの観測 から売られた。鉱業世界最大手、オーストラリアのBHPビリトンは、 前日の金属相場の値下がりを受けて下落した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時20分現在、前日比

0.2%安の118.65。前日は昨年9月8日以来の高値で終了していた。 日経平均株価の終値は前日比73円26銭(0.7%)安の1万370円54 銭。

SGアセット・マネジメントで日本を除くアジアの最高投資責任 者(CIO)を務めるマルコ・ウォン氏(シンガポール在勤)は、「わ れわれはまだ危機から完全に脱したわけではない」とし、「これまでの 回復の大半は景気対策によるものだ。対策が終了した後にどう状況が 進展するかを見極めなければならない」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE