来週のNY金先物相場:上昇か、ドル下落とインフレ懸念で-調査

来週のニューヨーク金先物相場は 上昇しそうだ。ドル相場の軟化とインフレに対するヘッジ手段として 投資需要が拡大するとの見方が広がっている。金相場は過去最高値ま で約2%圏内の水準で推移している。

ブルームバーグ・ニュースがトレーダーや投資家、アナリストら 21人を対象に実施した調査によると、16人(76%)が金相場は上昇す るとの見通しを示した。下落を予想したのは3人、中立姿勢を示した のは2人だった。

米ドル指数がほぼ1年ぶりの低水準まで下げたことから、金先物 相場は17日、1年半ぶりの高値である1オンス当たり1025.80ドルを 付けた。週間ベースでは5週連続で上昇する可能性がある。

米ニュージャージー州在住の投資家で米国三菱商事の元貴金属ト レーダー、ジム・ポゴダ氏は電子メールで「『グリーンシュート(新芽)』 が出現しつつあるとの市場心理が引き続き大勢を占め、相場の主なけ ん引役になるだろう」と指摘。「このため、リスクへの需要が増え続け、 ドル相場の下落と金相場の上昇につながるはずだ」との見方を示した。 金先物相場は2008年3月に最高値の1033.90ドルに達した。

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