イオンモル株が約1カ月ぶり上昇率、上期経常益過去最高の観測広がる

イオンのショッピングセンター開 発会社であるイオンモール株が一時4.5%高の2100円と反発し、日中 の上昇率としては約1カ月ぶりの大きさを記録。ショッピングセンター (SC)内の映画館や外食などを中心に来客数を確保し、2009年3- 8月(上期)の連結経常利益が過去最高を更新したもようとの一部報道 があり、過度の収益の先行き警戒感が和らいだ。

18日付の日本経済新聞朝刊によると、イオンモルの上期連結経常 利益は前年同期比3%増の165億円前後となったもよう。節約志向の 高まりで高額レジャーが伸び悩む中、SCの映画館、外食を中心に来店 客が増えたという。従来計画を3億円下回るが、新規SCが寄与、本社 間接部門の効率化や水道光熱費の削減で増益を確保したとしている。

イオンモルの発表によると、期中には「モゾワンダーシティ」(名 古屋市)、「広島祇園」(広島市)の2つのSCを開業。さらに、秋田 市や青森県つがる市などのSCのリニューアルを行っている。

SMBCフレンド証券投資情報部の東秀昭課長代理は、「消費低迷 の影響もあり、イオンモールの業績は悪いと見られていただけに、買い 直すきっかけとなった」と指摘。さらに鳩山新政権は、ガソリン税など 暫定税率の廃止を掲げており、実施されれば「郊外型のショッピングモ ールでは自動車を使った利用客数の増加で、業績拡大への期待が持て る」との見方を示した。

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