上海浦東発展銀:株式発行と起債を計画、海外上場も-資本増強狙い

米シティグループが出資する中国 の上海浦東発展銀行は19日遅く、株式と転換社債の発行を検討して いることを明らかにした。海外での上場を目指す可能性もあるという。 与信の伸びで逼迫(ひっぱく)した資本の増強を図る。

上海証券取引所への届け出によれば、同行は2010年に少なくと も1150億元(約1兆5000億円)、11年には1340億元に資本を引き 上げる狙いだ。今年6月30日時点では788億元だった。中核的自己 資本(Tier1)は6月の455億元から、来年は715億元、11年 には840億元に増やす見通し。

4兆元規模の景気対策を講じた政府が銀行に支援を呼び掛けるな か、上海浦東発展銀の融資は1-6月(上期)に35%増加。これによ り6月末時点の同行の自己資本比率は8.11%と、国内の14上場銀行 のうち最低となった。同行は09年に約10%の増益を目指している。

光大証券のアナリスト、シェン・ウェイ氏(上海在勤)は、「資本 不足は明らかに上海浦東発展銀が直面する最大の課題だ」と指摘。「同 行は国際金融センターを目指す上海市の計画の長期的な受益者であり、 この問題がなければさらに速い伸びを達成していたかもしれない」と 述べた。

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