JSR株が1年ぶり高値、新タイプ2製品の拡大を期待-JP証高評価

合成ゴムや機能化学品などを手掛 けるJSR株が一時前日比2.5%高の1907円と3連騰。2008年8月 25日以来、約1年1カ月ぶりの高値水準に戻した。新しいタイプの液 晶パネル材料や半導体材料の需要が本格的な拡大期を迎えたとの一部ア ナリストの見解を受け、今後の収益の伸びを見込む買いが優勢だ。

JPモルガン証券は17日付で、JSR株の目標株価を従来の 1850 円から2100円に引き上げた。液晶材料「光配向膜」や、半導体 材料「液浸プロセス用トップコート」の利用が広がると想定、同2製品 の売上高が従来予想以上に伸びると判断した。

尾脇庸仁アナリストによると、光配向膜は今後普及が期待できる技 術で、VEモード用では12年3月期までに全数量の30%を光配向膜が 占めると想定。一方、トップコートは半導体メーカーの液浸プロセス採 用の動きに併せて需要が拡大すると予測、12年3月期にはトップコー ト関連で年100億円強の売り上げがあると試算した。

修正後のJPモルガンの予想は、来期(11年3月期)連結営業利 益が400 億円、再来期(12年3月期)が450億円。来期1株利益(E PS)の予想106円45銭に対し、株価収益率(PER)19.7倍が妥 当値と判断したという。

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