菅国家戦略相:年度内に2次補正予算必要になるのは常識的

菅直人国家戦略担当相は18日午前 の閣議後会見で、現状の景気認識について、雇用情勢の悪化などに触 れ、「まだまだ警戒を緩める段階には来ていない」とした上で、年度内 の第2次補正予算編成の可能性も想定していることを明らかにした。

経済財政担当相も兼任する菅担当相は、「リーマン・ブラザーズ破 たんの大きな世界的な不況の中で、財政出動の必要性については、私 自身も党も十分認めてきたつもりだ」と述べ、「それから1年経過し、 ややいろいろな数字がアメリカ等では上向いているが、日本は雇用情 勢が一層悪化している」と指摘した。その上で「しっかりした景気へ の対応が必要だ」と強調した。

菅氏はさらに、「まだ2次補正をどうするという段階の議論に至っ ていない」としながらも、「年度内には2次補正が必要になることは常 識的にある」との認識を示した。

09年度1次補正予算の見直しについては、「見直しということは 単に凍結・廃止ではない」と指摘し、今の補正予算の多くは複数年度 にわたる支出を想定しているため、「場合によっては同じ種類の支出で あっても、今年の支出と来年以降の支出に分けて、来年以降は来年度 以降の本予算に振り向けることもあり得るだろう」と述べた。

さらに「本当にやめた方がよいという場合でも、それに代わる政 策に振り向けることもあり得る」と語った。その上で、こうした予算 の見直しは、経済動向に注意しながら実施する考えを示すとともに、 「財政出動をやめてしまう報道は間違っている。財政出動の中身を見 直すことだ」と強調した。

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