ツルハH株昨年6月来高値、PB拡充で利益率向上-業績上振れ見込む

全国でドラッグストア882店を展 開するツルハホールディングス株が急反発し、一時5%高の3790円と 昨年6月23日以来、およそ1年3カ月ぶりの高値水準を回復した。利 益率の高い独自企画商品(プライベートブランド:PB)が伸び粗利益 率が改善、第1四半期は17%の営業増益となった。会社側は通期業績 予想を据え置いたが、計画を超過達成できるとの見方が多い。

ツルハHDが17日の取引終了後に公表した第1四半期(6-8 月)決算によると、本業のもうけを示す連結営業利益は前年同期比 17%増の35億円と、会社計画を9%上回った。懸念視されていた化粧 品も売り上げが復調、インフルエンザ対策関連品の特需もあり、既存店 売上高が同1.6%増と好調だった。

ゴールドマン・サックス証券の河野祥シニアアナリストは17日付 の投資家向けリポートで、「想定以上の第1四半期決算。粗利益率改善 は高評価、計画上振れ確度高い」と指摘した、目標株価を従来の4100 円から4300円に引き上げ、投資判断は「買い」を継続している

ブルームバーグ・データによると、担当アナリスト7人による今期 営業利益予想の平均は114億円。会社計画の112億円を2%上回る。 ゴールドマン証が今回上方修正した営業利益予想は、今期118億円、 来期126億円、再来期132億円。食品部門の見直しに伴い粗利益率の 改善が見込め、関東物流センター稼働による効率化も考慮したという。 また河野氏は、「グループMD(マーチャンダイジング)一本化による 想定以上の仕入れ交渉力の高まりにも注目」としていた。

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