豪BHPのギルバートソン元CEO:世界は金属不足に直面している

オーストラリアのBHPビリト ンを世界最大の鉱山会社に成長させたブライアン・ギルバートソン元 最高経営責任者(CEO)は、世界は金属不足に直面しているとの見 解を示した。銀行が融資を抑制する一方、低迷していた需要が回復し ていることを理由として挙げた。

ギルバートソン氏(66)は先週、ロンドンの南60マイル(約 97キロ)にある邸宅グッドウッド・カントリーハウスでインタビュ ーに応じ、「借り入れ資金に依存して探鉱や事業の構築を行ってきた 企業は、それが困難になった」と指摘。「現在も銀行は素晴らしい貸 し手ではない。すべての供給サイクルに遅れが生じている」との見方 を示した。

ギルバートソン氏は、商品市場の最悪期脱出を期待する一方、現 在運営している投資ファンド、ポーリングハースト・リソーシズは負 債や買収の回避を目指していく方針を示した。ヨハネスブルク株式市 場に上場しているポーリングハーストは、エメラルドやプラチナ、マ ンガン、鉄鉱石のほか、宝飾品ブランドのファベルジェに投資してい る。同氏はこのブランドの販売促進のためグッドウッドを訪れていた。

ギルバートソン氏は「当社の事業の大部分は底入れした」と述べ、 「今後、大きなブームといったものが到来するとは予想していない。 一部の将来有望な商品銘柄に関しては、向こう10年間、当社は非常 に良い位置にある」との見方を示した。

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