EU首脳会議:銀行賞与抑制で拘束力ある規則必要-詳細は合意できず

欧州連合(EU)加盟27カ国 は17日にブリュッセルで開いた首脳会議で、1週間後に米ピッツバ ーグで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議参加国は銀行のボ ーナス抑制に向けて、制裁措置を伴う拘束力あるルールで合意すべき だとの見解で一致した。

ただ、EU首脳会議ではボーナスを抑制する方法の具体的な詳 細を合意に盛り込むことができず、詳細に関する討議はG20首脳会 議に持ち越されることとなった。EU各国は、銀行が公的支援によっ て生き延びながら従業員に多額のボーナスを支払う現状がまかり通れ ば有権者の怒りを買うとの認識を示した。

首脳会議の議長を務めたスウェーデンのラインフェルト首相は 会議後、「ボーナスのバブルは今晩はじけた」と述べ、「われわれは 『もう十分だ』と意思表示し、短期的な成績に基づいて報酬を与える 現在の銀行業界の体質を改善させる必要があるということで一致し た」と語った。

EU首脳は、ボーナスを銀行の成績に連動させ、支払いを保証 することを回避すべきだとの点で合意した。ボーナスの「大半」の支 給を遅らせ、「銀行のパフォーマンスが悪化した場合には返上もあり 得る」という。

ブラウン英首相によると、ボーナスを利益ではなく、収入の一 定割合に維持するかどうかは依然として協議中。「個人のボーナス抑 制」についても話し合われたという。

同首相は「多くの提案が出された。われわれが目指しているの は介入の規模を最低限に抑えながら最大の効果を発揮する、すべての 国に適用できる共通の国際ルールづくりだ」と述べた。

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