米HP:取締役にネットスケープ創業者のアンドリーセン氏を起用

インターネット閲覧ソフトの先駆 者であるマーク・アンドリーセン氏(38)が17日、パソコンメーカ ー世界最大手、米ヒューレット・パッカード(HP)の取締役会メン バーに加わった。同氏は、自身が創設したソフトウエア会社オプスウ エアを2年前に16億ドル(約1460億円)でHPに売却している。

HPの発表資料によると、アンドリーセン氏は直ちに取締役とし ての業務を開始。これで同社の取締役は計11人となった。

2005年に就任したHPのマーク・ハード最高経営責任者(CE O)は、取締役会メンバーによるメディアへの情報漏えいなどの倫理 スキャンダルを受けて、取締役会の刷新を進めてきた。

アンドリーセン氏は、インターネット閲覧ソフトの普及に貢献し たネットスケープ・コミュニケーションズの共同創業者としてよく知 られている。オプスウエアの創業者兼会長だったが、07年にソフトウ エア事業拡大を狙うHPに売却した。

同氏は今年、ハイテク産業の集積地、米シリコンバレーの新興企 業への資金支援を目的に、ベンチャーキャピタル・ファンド「アンド リーセン・ホロウィッツ」を資産3億ドル規模で立ち上げた。このほ か、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のNING の会長や、同業のフェースブックとインターネット競売最大手eベイ の取締役も務めている。

HPが当局に提出した資料によれば、アンドリーセン氏のHPで の年間報酬は現金10万ドル、株式15万ドル相当などとなっている。

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