FRB総資産が6週連続増加-住宅ローン担保証券購入で

米連邦準備制度理事会(FRB) が17日発表したバランスシート(貸借対照表)週間報告によると、 16日現在の総資産は前週比519億ドル(2.5%)増の2兆1400億 ドルと、6週連続で増加した。FRBは住宅ローン金利の低下を目 指す措置を通じ、住宅ローン担保証券(MBS)を購入した。

16日現在の総資産は5月以来の高水準。MBSの保有残高は前 週比598億ドル増の6851億ドルに達した。

米証券リーマン・ブラザーズ・ホールディングスの破たんを受 け、FRBが緊急措置を通じて総資産の倍増に動き始めてから1年 経過しており、金融当局者はこうした措置を解消する時期を見極め ようとしている。FRBの連邦公開市場委員会(FOMC)は22、 23の両日に開かれる。

米国債の保有残高は前週比20億3000万ドル増えて7598億ド ル。ファニーメイ(連邦住宅抵当金庫)やフレディマック(連邦住 宅貸付抵当公社)債など政府支援機関(GSE)債は20億4000 万ドル増の1252億ドルだった。

16日現在、ターム・オークション・ファシリティー(TAF) に基づく商業銀行向け貸出残高は、前週比161億ドル減の1960億 ドル。TAFの入札規模は9月に750億ドルと、8月の1000億ド ルから減額されている。

商業銀行向け窓口(公定歩合)貸出残高は前週の295億ドルか ら282億ドルに減少。コマーシャルペーパー(CP)をFRBが直 接購入する緊急プログラム(CPFF、昨年10月導入)のCP保 有残高(額面ベース)も413億ドルから385億ドルに減少した。

各国中銀との通貨スワップ協定に基づくドルの貸出残高は611 億ドルと、前週比5億600万ドル減った。

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