米SEC、フラッシュオーダーの禁止を提案-一般意見公募へ

米証券取引委員会(SEC)は 17日、「フラッシュオーダー」と呼ばれる取引慣行の禁止を提案した。 取引所などが株式売買の注文情報を一部顧客に対して数分の1秒早く 提供するフラッシュオーダーをめぐっては、米議員らからヘッジファ ンドに有利になると批判が出ていた。

SECの委員らはこの日、取引所などによるフラッシュオーダー を禁止する規則に関して、一般からの意見を募集する方針を全会一致 で採択した。

SECのシャピロ委員長は「市場参加者にフラッシュオーダーが 認められ、注文情報を周知させる必要を回避できるとしたら、一般向 けに表示された相場情報しか入手できない投資家は損害を被る恐れが ある」と説明した。

チャールズ・シューマー上院議員(民主、ニューヨーク州)とテ ッド・カウフマン上院議員(民主、デラウェア州)は、頻繁に取引を 行うトレーダーが、フラッシュオーダーを利用して小口投資家が得ら れない注文情報にアクセスして利益を上げているとして、この慣行を 停止するようSECに求めていた。

電子取引所運営の米ナスダックOMXグループとバッツ・グロー バル・マーケッツは先月、この慣行が議会とSECの本格的な調査の 対象となったのを受けて、自主的にフラッシュオーダーを中止した。

禁止案が拘束力を持つためには、2回目の採決で承認される必要 がある。

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