NY銅先物:3日ぶり反落-在庫増で価格が割高との懸念広がる

17日のニューヨーク銅先物相場 は3日ぶりに反落。在庫の増加を受けて、年初来の上昇で押し上げら れた価格水準が需要を反映していないとの懸念に拍車が掛かった。

ロンドン金属取引所(LME)の指定倉庫の銅在庫は32万4375 トンと、5月26日以来の高水準となった。これで15営業日連続の増 加。今月これまでの増加率は8.5%、8月は6.4%、7月は5.6%だっ た。また、先週の上海先物取引所の指定倉庫の銅在庫は9万7396トン と12%増えた。これは2007年6月以来の高水準。

コメルツ銀行のアナリスト、オイゲン・ワインベルク氏(フラン クフルト在勤)は「銅価格は高水準の在庫と予想される供給過剰に応 じた調整が進むはずだ」と指摘。「LMEと上海の在庫は大幅に増え てきた。中国では公表されていない在庫が存在する公算が大きい」と の見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のCOMEX部門の銅先 物相場12月限終値は、前日比4.05セント(1.4%)安の1ポンド=2.896 ドル。一時は最大0.6%高となる場面もあった。

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