中国:米大統領のタイヤ上乗せ関税決定、「危険な前例」に-駐米大使

中国の周文重・駐米大使は17 日、オバマ米大統領が中国製輸入タイヤに上乗せ関税を課すことを 決定したことについて、他の業界も国内産業保護を要請するなかで 「危険な前例」になりかねないと警告した。

周大使は米国の繊維・鉄鋼メーカーも中国の輸出業者に対する 同様のセーフガード(緊急輸入制限)発動を要請する可能性がある と指摘。通商摩擦を避けようとするオバマ政権の姿勢が試されると の認識を示した。

周大使はワシントンで記者団に対し、「非常に危険な前例にな る」と指摘し、タイヤの上乗せ関税を批判する「国内や世界の多く の指摘から、関係当局が教訓を得ることをわれわれは望んでいる」 と強調した。

オバマ政権は先週、全米鉄鋼労組(USW)の要請を受け、18 億ドルに上る中国製輸入タイヤへの35%の上乗せ関税を発表した。

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